ビジュアルが浮かばないとき何から考えたら良いかわからなっくなったときなどに私がよく使うやり方です。

まずは、思い浮かぶだけのキーワードを探します。形容詞から探すと探しやすいですが別に他の単語でも構いません。
●力強く
●しなやかに
●繊細に
●綺麗に
●華麗に
●穏やかに
●激しく
●クールに
●精密に
●頑固に
●機敏に
●ふわっと
●シャープに
●楽しげに（にぎやかに）
●寂しげに
●静寂さ
●動きのある
●奇妙さ
●不思議さ
●明るく
●暗く
●複雑さ
●簡単さ
●高価な
●安価な
●厳しさ
●優しさ
●凄さ（情報量など）
●お得さ
●見事さ（万能さ）

以上が私のよく使うワードですが、他に見つかったら書き留めておきましょう。
次にその仕事（商品、製品、学校など）の特徴を自分なりに書いてみましょう。別にコピーで使うわけではないので自分なりの言葉でOKです。

例）プリンタ
●あらゆる技術を活かした多機能プリンタ。
●心臓部であるチップを○○素材でガッチリ固定。
●飽きのこないシャープなデザイン。

上記のようにまとめたら、それに合うワードを選びます。
●力強く●激しく●精密に●シャープに●お得さ●見事さ
などが当てはまります。
もちろん、他の方向性を見つけだすことも可能です。
そうしたものがアイディア（案）と呼ばれるものですから。
勘違いしてはいけないのが、私も昔によく言われましたが（汗）「案」と「バリエーション」は違うものだと。
見た目が違っても方向性が同じで有れば、それはバリエーションだと。
要するに上の選んだ6つのワードで出来上がるデザインはバリエーションである。
他のワードから出来るものが「案」です。
もちろん、クオリティを高める為の考えであり、1案目を●力強く●激しく、2案目を●お得さ●見事さ、だと考えることもできます。
これを考えることによりどんなコピーが必要になってくるかも見えてくるのでコピーライターに依頼しやすくなってきますし、クライアントにも意志を伝えやすくなってきます。

ビジュアル先行だとどうしても説明が後で付け足しのようにクライアント側に聞こえがちですが、この場合は目的（説明）がハッキリしているのでビジュアルさえキチンとしていれば説得力があります。

いかがでしょう、デザインを考えるためのきっかけとなったでしょう。
正直、この方法は使えます。あなただけに教えます。