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皆さん、誰しもMacを使っていてトラブルが無かった人はいないと思います。 解決出来るトラブルもあれば、初期化するレベルまで・・・・ しかも、仕事の大事な場面でデータが壊れたり、Macが起動しなくなったり、今までのデータを取り出すことが出来なくなったりといろんな状況が考えられます。 フリーの方などは、周りに誰もいない、複数のMacが存在しないなど、会社とは違い、自分一人で解決しなければいけない事が多いと思います。 トラブルは避けられません。パソコンは壊れるものだと考えて下さい。 ある話しで、大事な事柄を「石に彫った書物」、「紙の書類」、「データ化されたCD-ROM」の3つに保存しておいたある日、地震、災害が起き、紙は燃えて、CD-ROMは傷付き、残されたのは石に彫られた書物だけだった・・・・。 そんな皮肉な話があるほど、IT時代の今では、セキュリティーも永久保存も保証されてはいないのです。 日本人の大好きな言葉ですが「保険」というものは、こんなデータ社会でも必要なのです。 とっても基本的で誰もが知っている「バックアップ」。CDやDVDなどに焼きつけておく。万が一のことを考え、またはHDの容量を増やすためなど、様々な理由から行っているはずです。 しかし、案外、行われていないのが、外付けハードディスクへのバックアップです。 私が行っているバックアップの方法をお教えしましょう。 私はフリーランスを始めてから、いろんな場面や状況を想定し、何が一番の環境かを考えました。 考え抜いた答えは、外付けハードディスクを購入する。ということでした。 外付けハードディスクと言っても据え置きタイプと持ち運び可能なタイプとありますが、自宅と事務所を行き来する私は持ち運びタイプを選びました。 衝撃にも強いタイプでファイヤーワイヤーで80GBのものを購入し、ここに基本OSをインストールしたのです。それには何も余分なものはインストールぜずに、純粋なOSがインストされているだけです。 復旧ソフトと使用するアプリケーションも移しておきました。あとは、ひたすら仕事のバックアップに繋げておくだけです。 これで何が便利なのかと言うと、本体のHDの調子が悪くなった場合には、データをバックアップするだけでなく、復旧ソフトを入れておけば、外付けを起動ディスクにして復旧ソフトを使う事が出来ます。 ここでちょっと話しが反れますが、復旧ソフトを使用する時は本体が起動している状態では行わないで下さい。よく、そんな人を見かけますが、HDに復旧ソフトをインストしてあっても使える機能は限られてきます。起動ディスクが動いている最中はヘタに復旧ソフトを使うと、悪化してファイルがどんどん壊れる可能性があります。 まぁ、医者も自分の内臓を手術する事は出来ないのと同じで、他の起動ディスクを利用して復旧ソフトを使うのが正しいのです。ですので、復旧ソフトのCD-ROMを使用するか、他のHDを起動ディスクにして復旧ソフトを使用するかのどちらかです。 話しは戻り、ある時、HDが立ち上がらなくなり復旧ソフトを使ってみると、「Bツリーが破損しています」なんてコメントが出たりします。この場合の多くは、デスクトップに表示するアイコン情報が破損しているため復旧ソフトでほとんど直ります。 直した後は、デスクトップに表示されます。その後、すぐにバックアップすることが出来るわけです。 通常、復旧ソフトで立ち上げると直した後に立ち上げ直してCDやDVDまたはMOなんかにバックアップしなければならないですが、ひと行程で済むわけです。しかも、復旧ソフトは完全に直すものではありません。取りあえず使えるようにしてくれるものです。ですから、一見、直ったように見えても、立ち上げ直した際にまた立ち上がらなくなるなんてこともあります。整骨院の荒療法に近いですね(笑 外付けなら復旧ソフトでアイコン表示できたら、データをバックアップし、HDをゴミ箱に入れ、外付けのHDを本体にコピーすることによりきれいなシステムの状態になると言うわけです。 もちろん、システム上の初期設定ファイルやoutlookのアドレスなども消えてしまうわけですから、そういう大事なファイルは外付けにコピーしておいたほうがいいです。 要するに外付けHDがあれば、本体の最悪な状態でも、もう一つのハードディスクとして 復旧ソフトで直したり、バックアップができたり、本体のHDを入れ替えたり、なん役もこなしてくれるわけです。 私は自宅と事務所の2箇所を仕事にしている立場上、データの持ち運びを前提にこの方法をとっているのですが、以前に伺った会社で調子の悪くなったMacをこの方法で直したこともあります。 外出先で先方からいきなりデータを頼まれ、場所も近かったので、そのまま訪ねてデータを渡す事が出来た事もありました。 終わった仕事は、データを整理、ある程度データが増えてきたらCD、DVDなどに焼いておく。CDやDVDもちょこちょこ焼いていたら枚数が増えるだけでなく購入資金も失いますからね(笑 まとめると、本体で仕事し、外付けにバックアップして、ある程度増えたら外付けから直接、CD、DVDに焼く。 これが一番のバックアップ方法ではないでしょうか。
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